プロローグ

2/4
前へ
/18ページ
次へ
  大切な人。 それは、自分の命を捧げても守りたいモノ。 何て知ったのは最近の事で、僕には到底出会わない、と思う。 だけど、見つけた。 小さな小さな子猫を。 初めはほんの良心で関わった。 だけど気づいたら、夢中だったんだ… 笑ったり、泣いたり。 些細な事が、僕の心を動かしたんだよ。 今更って思うかもしれない…でもね、僕にとっては世界恐慌並の出来事なんだ。 ま、これは少し前の話なんだけどね。 ねぇ、聞いてる? 僕の話し。  
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加