プロローグ

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俺達は途中の道で一旦とまる。 「じゃーね、健護」 「またな修平。また明日」 俺は修平と挨拶をして帰ろうとした。 ブブー! 遠くからトラックの音が聞こえる。 俺はなんとなく振り向いて見た。 すると遠くから赤信号なのに減速をしようとしないでどんどん加速しているトラックを見つけた。目をほそめてよく見ると運転手は眠っていた。 ったく……居眠り運転かよ…… 俺は面倒事なんてまっぴらだ、と思って前を向こうとした。 だが、歩道橋の向こう側から三人の小学生が走っていた。
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