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まぁいろいろあって屋敷を占拠。領主とその関係者(奴隷を除く)は全員死刑となった。
食料不足は屋敷の倉庫にあった食料で一月もつぐらいだ。
また畑で食料を作り直すことになったが、土が乾燥してなくてよかった。乾燥していたら作物がほぼ作れなくなるからな。
そして問題は領主だ。
この地区はどこかの王国の支配下だが、領主がいないと経済などが機能しなくなる。
しかし、領主は悪政を働き、俺に殺されて(間接的)死亡した。
従来、領主が死んだ場合はその息子か娘、妻がなるが、関係者は全員死刑になった。
まぁ、家族揃って悪政を働いたんだから自業自得だな。
だが、領主がいなければ、その場所は他の領主の領地となるか、放置されるの二つである。
そして悪政を働いていた領主を倒した俺が領主になるはずだった。
だが、俺はまだ子供だったため拒否される。
俺的に面倒だからよかったけどな。
だが、二度とこのようなことが起こらないように俺は考えた。
神からもらった自分の姿の違う分身を創る能力を使えばいいと。
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