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「うーん・・・・・・」
朝の日差しがあたしを優しく包んでくれたおかげで、あたしは気持ちよく目を覚ますことができた。
もう7時か・・・・・・
一回のびをして、気づいたんだ。
「あれ?龍夜がいない」
龍夜いないとお金払えないじゃない。どこ行っちゃったのかな?
「まいっか」
そうつぶやきながらテレビを付けてみた時、付けなければよかったと正直後悔したかも。
『ニュース速報をお知らせします』
あ、めざ○しテレビだ。
『「またもやあの少年」・・・・・・この一連の事件に終わりは来るのでしょうか』
??
どういうこと??
『今日未明、またもやあの少年の手で事件が発生いたしました』
『今回少年は、静岡県警の所持するパトカー5台を爆破した後に逃走。事件は本日午前1時頃に起こったものとされており、事故現場は人通りの少ない山道だったそうです』
『少年は○○日の午後11時頃に同県同市の中心街にいるとの通報が一般住民からなされ、少年の身柄確保に向かったパトカー5台に追跡された後に、このような行為に及んだと見られています』
・・・・・・
そしたら・・・・・・
ガチャ
スーッ
って窓が開いて
「ただいまwwwwww」
龍夜だ。
「ねぇ龍夜ー?」
「何かね(キリッ」
「テレビに映ってるの龍夜でしょ」
「おおあったりーwwwwwwwそうですwwwわたすぅはどうやら指名手配され全国的な犯罪者になってしまったようですわwwwwwというわけで俺と運命を共にすることがもはや決められてしまったと言っても過言ではないお前もちょっとだけ覚悟しとけ」
「何よそれー?」
「まぁ読んで字の如くwww俺が死ねばお前も死ぬわけでwwwだってそうだろうwww俺が捕まってみろwwwお前は不謹慎太郎に捕まる道しか残っていないwww」
「そりゃそうだけどさー」
「とりあえずさっさと静岡出るぞwww捕まっちまうwww変装グッズ買ったらさっそく新宿へと向かうぜwww」
「変装?」
「俺はともかくお前も写真が晒されてるんだからな・・・・・・しかもお前は身元が分かっているんだwより念入りに変装する必要があるんだぞwwwお分かりかねwww」
「・・・・・・わかったよ♪」
「ちょwwwトーン上げるの禁止www萌ゑ死ぬwwwwwww」
すげぇ。
あたし龍夜殺せるかも(笑)
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