プロローグ

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「おい龍夜(たつや)・・・・・・」 「なんだアホ木」 翌日、俺は夕方5時に強引に起こされた。 もちろんアホ木に。 全く。昨日はPCでニコ生を延々と見ていたおかげで、寝不足だっつーの。 「いやマジでwwwニコ生なんてどうでもいいぐらいの大変な事態が起こってるんだぞwww」 「さっさと言えやカス」 「テラヒドスwwwまぁ、これを見てみろよ・・・・・・」 そう言って奴は今日の新聞を見せてきた。 そして・・・・・・俺の目に入ってきたものとは・・・・・・ 『二次元禁止条例』 「・・・・・・!!」 俺は言葉を失った・・・・・・ 二次元が・・・・・・消え去る!? バカな・・・・・・漫画、アニメ、その他諸々の二次元の物を見る、読む、触る、くすぐる、プレイする全部禁止だというのか・・・・・・ッ! さらに創作活動も全部禁止・・・・・・だと・・・・・・ 嘘だ・・・・・・こんなの嘘だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!! 「残念だが・・・・・・現実らしい」 「・・・・・・俺は諦めんぞ」 「龍夜?何をやらかすつもりだ?wwwww」 「いいか・・・・・・安西先生なら絶対に諦めないはずだ。ミッチーも絶対諦めないはずだ。だったら俺も諦めない。 『諦めたらそこで試合終了だよ』 ほら、安西先生の声が聞こえるじゃないか・・・・・・諦めたらそこでお終いなんだよ」 「しかし諦めないって言ったってなぁwww」 「簡単なことじゃねぇか」 「あ?www」 「俺は魔人だぜ?w   今からwww 現実世界に逝ってwww I can do it!! Can I do it? してくるんだよwwwwww」
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