全ての始まった日

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カラン…カラン… どれだけ気を失ってたのだろうか…私は目を覚ませば青々とした広大な芝生の上に幾何学的な白い塔が目の前で大きく聳え建っていた。   上を見上げれば真ん丸い吊り下げられた鐘のような物と真っ青な空だけだった。 緑色の紙にはまたクレヨンで違う文字が書かれていた、拙い文字で「入って来いよ」と一文字だけだった。
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