全ての始まった日

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背丈は大体…幼稚園児位だが、真っ赤な眼は鋭く子供特有のあどけなさは無かった。   「ねぇ…あなたは?」 「人に名を尋ねる時は自分から言うもんだべ、姉ちゃん。」 高い声で彼は少し訛った口調で言い返す、彼の言う通り「早坂縁よ」と名乗ると彼はくしゃっと笑って。 「おらはガンタだ、宜しくな」 と小さな手を差し伸べて握手をしたのだった
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