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家に着いてから私の部屋で勉強することになった。
陽翔が私に得意な教科を聞いてきたから数学って答えたんだけど……。
「教えて!!」
そしたら陽翔が顔を凄く近付けてきて驚いた。
全然嫌じゃなかったけど、不意打ちだったから恥ずかしい。
「いいけど、近いよ」
「ご、ごめん」
離れた陽翔の顔が紅くなっていて少しは意識してくれてるんだと分かって嬉しい。
「大丈夫」
それから夕飯まで陽翔に数学を教えた。
夕飯の後は理科を勉強した。
陽翔が少しショックそうな顔してたけど何だろ。
「雪奈苦手なの何?」
「ん、体育かな」
足は速い方だけど、それ以外はあまり得意じゃないかな。
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