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「雪奈って頭いいんだな」
陽翔がガクッとうなだれながら言ってくる。
「そう?」
勉強が苦手って思った時はないけどそうでもないような。
私が少し考えてると急に陽翔が頭を撫でてきた。
陽翔は撫でるのが好きみたいで、たまにやってくる
嬉しいからいいんだけどね。
「勉強は?」
もっと撫でてほしいけど今は勉強中だから我慢しなきゃ。
「少し休憩」
休憩ならいっか。
「……分かった」
それから少しして休憩が終わって陽翔は凄い集中力で勉強をしていた。
そんな陽翔の邪魔は出来ないから質問されるまで陽翔を見ることにした。
ずっと陽翔を見てたけどいつまでも質問は無くウトウトしてきた私はいつの間にか寝てしまった。
フワッという感覚に目を覚ますと目の前に陽翔の顔があった。
「陽翔?」
そのことに少しビックリしたけど今抱っこされてることに更にビックリした。
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