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「あ、寝ちゃったのか。ごめん陽翔」
驚いたけど冷静を装って言う。
「大丈夫だよ」
それよりも何でお姫様抱っこされてるの?
もしかしてベッドに運んで襲おうとしてた?
陽翔に限ってそれは無いと思うけど。
少しからかおうかな。
「それよりも」
「ん?」
「寝込みを襲うつもりだったの?」
「なっ!!」
あ、陽翔の顔が真っ赤になった。
可愛い。
「冗談」
「じょ、冗談か」
陽翔ホッとした顔したけど実は当たってた?
「あれ、意外と本当だった?」
「断じて無いから!!」
分かってたことだけど、そんな力強く言わなくてもいいのに。
「それはそれで失礼」
慌てる陽翔も面白いけどそろそろ止めようかな。
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