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「どれもいい記憶がないじゃないッスかーーー!!ってあれ?オイラ死んでないッス」
プリニーはベッドから体を起こすて周りを見回すとそこは木でできた立派な家の中だった。
プリニーは自分の体の調子を確認する。
「受けた傷がなおってるッス…。一体どうゆうこ──」
「あ、姉貴!起きた!変なペンギンさんが起きたーー」
む、オイラはペンギンじゃないッスって顔をしながらプリニーは声がしたほうを見た。
すると、そこには一枚のシャツを着て、長いジーンズを穿いた少年がこちらを指差しながら立っていた。
「お、そうかそうか。今からいくから待っておくのじゃ」
女性の声。
足音がこちらに向かってくることからさっきの声の主だとわかる。
そしてプリニーがその女性を見たとき驚きを隠せなかった。
「な、なんてかっこうしてるんッスか!」
プリニーはあまり直視はできなかった。
全身は真っ白な素材でできている皮に身を包みへそをだし、頭には角のついた兜をかぶっている。
「なに?って、これはいつものことじゃし、気にするほどでもなかろう」
「どう考えても気になるッス!」
彼女はかなり無関心なようだが、プリニーは困って仕方がなかった。
「今までエトナ様やフロンさんのような絶壁しか見たことなかったッスから…」
この時、何故か何処からか殺気がしたのだがプリニーは気づいていないようだ。
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