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「キマキマキマさん！この方はねぇー、わたくし達のクラスの委員長なんですのよぉー」
だから『マ』が一つ多いっつーの！
おもしろいからあえてつっこまないでおくけど…(笑)
「まぁ、そうでしたの。私、薔薇組のクラス委員長を務めている、上総院流嘉(ｼﾞｮｳｿｳｲﾝ ﾙｶ)ですわ。よろしくお願い致します。」
上総院さんはにっこりとまぶしすぎる笑顔をこぼしている。
「あ、あたしは木牧麻紀です。よろしくお願いします」
「麻紀さん…と呼んでもよろしいでしょうか？」
「あっ、はい！大歓迎です！」
うっ…
上総院さんの美しさに緊張して訳わからない返事をしてしまった…。
「くすっ…あ、私クラスの点呼表を取りに行く途中でしたの。…では麻紀さん、後ほど。」
上総院さんはぺこっと軽く会釈して去って行った。
また、さっきのいい匂いがふわっと香る。
あ…この匂い、上総院さんの匂いなんだ…
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