君と、雫

6/22
前へ
/72ページ
次へ
「どうです?美しいでしょう」 初めて彼を見たとき 俺は セカイの狭さに 気付かされた気がした 狭い檻の中で 純白の絹を纏わされ 人形のように 見世物として けれど彼は 決して 誇りを忘れてはいなかった 、
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

278人が本棚に入れています
本棚に追加