しんさい・1

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3月6日。 「行って来ます!」 元気よく家を飛び出したヒロト。 今日は入試があるため学校は休み、この休みは約一週間ある。 休みには近所のバイト先である食堂に行く。 そこでは父が働いている。 「お疲れ様で~す」 [おぅ、ヒロト、早かったな!早速だが、食器洗ってもらえるか?] 「はいよ!」 ヒロトは父が働いている食堂で小さい頃から手伝っている。 高校生になり、バイト代ももらえるようになって、より一層心が引き締まった。
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