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「えー!絶対猫がいいよー!」 他愛のない会話だった。 本当に、幸せだった。 そんな幸せに終わりを告げるにはあまりにも早く、呆気なかった。 「お母さんは絶対犬がいいのにな…。」 プクッと頬を膨らませるお母さんを見て、笑った思い出。 そんな思い出が、グチャグチャにされた。  
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