思い出作り。

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すると… 『まぁまぁまぁ… そう落ち込むなよ…。 お前もこのまま 終わりたくないだろ…?』 と言ってきた。 俺はすぐさま言い返した。 『真吾みたいに 接点があるなら 絶対に告白するよ? けど…全然話してないし… あっちは名前を知ってるか というレベル。 いくら何でも 博打にもほどがあるだろ…!! 秋子のこと 好きだよ!? いや、大好きだよ!? それなのに、フラれて 今までの想い、 無駄にしたくないもん…。』 こんなに真剣に話している内に 俺達は、自転車を止め 2人とも近くの ベンチに腰を掛けた。 真吾は真剣な表情で こう言った。 『俺から言うなら ただ、逃げているようにしか 見えないけど…。違うか…?』
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