思い出作り。

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静かに風と時間が 通りすぎる感じがした。 少し目を閉じ 考え直した、俺は決意した。 『逃げるのは、嫌だ。 どうせなら、好きって言って 卒業したい…。 秋子は、俺から見て 一番、可愛いし頭いいし… ほとんどが 俺と正反対だけど… こんなにいい人に 逢えたのは どう考えても 『運命的』だと思う。 その分、慎重になってしまって 考えすぎた分もあると思う。 最後に飛びっきり いい『想い出』作る…!!』 真吾も 『お前らしいな。』と 笑顔で褒めてくれた。 確かに分が悪いが こう言ってたって 光は、見えてこない…。 その光を導くために…。 ただ、一人の女の子に 自分の想いを届けに…。
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