夢に―。

3/14
前へ
/36ページ
次へ
静かに語り始めた。 『あーもッ!! わかったよ、わかった。 俺が告るのある程度は 手配してみるよ…。』 まるで、神からの助けの如く 体が軽くなった。 『うん…お願い…。』 普段、元気な俺は いつもと違い少し 落ち着いて、 真吾に頼んだ…。 真吾が何かを思い出したような 感じで聞いてきた。 『あっ!? てか、ラブレター渡すとやから もう、筆箱かロッカーに 入れとけばよくない?』 誰もが思う答えだった。 フツーに冷静に考えれば わかる程度の…。 俺は今、自分が 一生懸命なことに気付いた。 誰かが俺を手助けするように 勝手に俺の口から とっさに言葉が出てきた。 『俺…直接、告白する…!!』
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加