夢に―。

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…………。 まるで、時が止まったように 2人とも口を閉ざした。 しばらくして 『はぁぁぁぁあ!!? お前、あんま言いたくないけど もし、直接言って… フラれた場合…。』 俺が考えていたことと 真吾は同じことを ズバッと言ってきた。 『フラれても 構わない…。 だけど…俺は直接 告白しないと 何であの時…って 後悔する気がするから…!! 後悔はしたくない!!』 強気の俺に、真吾は 『けど… 全然、話したこと ないのに、直接は… 少し無謀な気が…』 『俺は、『無謀』じゃなく 『勇気ある挑戦』 だと思っている。 真吾がいくら言おうと 直接、告白する!!』 真吾は、微笑みながら 『本当に、秋子のことが 大好きなんだな…。 よし、わかった!! 精一杯、想いを伝えよ!!』 と言ってくれた。
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