思い出作り。

3/12
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
もちろん、俺は 頭のいいというか レベルの高い高校に 行きたいという 気持ちはあったが… バカだから行けない。 けど…少し悔しかった。 『俺とお前が 学校一緒に行くのも あと5ヶ月もないな。』 『―…何かいい 思い出をたくさん作ろう。』 この意見には 2人とも賛成した。 俺達は笑いながら 学校へと通学した。 ―――学校へ着くと いつもと変わらぬ 風景が広がる。 みんなが話していて 廊下がうるさい―。 これが、朝の始まりだった。 ガラガラ――。 教室のドアが開き 担任が入ってきた。 担任が入っても このクラスの雰囲気は あまり、変わらない。 『はーい、席に着いて―!!』 大きな声を出して やっと、先生が来たことに ほぼ全員が気づく。 先生も、毎朝大声を 出すのも嫌だろ―。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!