思い出作り。

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いつもより 正直に早く答えた俺を見て 真吾は思わず、 『ホ、ホントかぁ…?』 と逆に疑い始めた。 俺は少し間をあけて 『あぁ…。 入学して初めて見た あの日から秋子のことが 好きだったよ―。』 あまりに、ダイレクトな 答えに真吾は戸惑った。 真吾も少し間をあけて 話しを切り出した。 『これから、 お前どうすんの? 少ない時間に 思い出を作ろうって 言ったから… この際に、告って見るか?』 と笑いながら言ってきた。 俺は、少し考えた―…。
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