‡手紙‡

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「あぁ、松尾か、おはよ」 ―松尾 隆司 春夏秋冬、いつも明るい奴で、中学の時からの仲。 「おはよ。っじゃねぇよー!お前遅刻すっぞ!」 …そう今日は高校2年生になる、大切な日。 「やっべ、走んぞ!」 「ちょっ!浅西待てよー!」 キーンコーンカーンコーン… 「…はぁはぁ。」 思いっきり走ったのはいつ頃だろうか、どっと疲労が溜まった。 「…浅西ぃ、お前足速過ぎ!!俺もう疲れた!」 そんな松尾を見捨て、僕は新しいクラスの場所が乗っている紙を見て そこへ向かった。
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