いざ、品評会!

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「もしもしお母さん?あのね、実は…」 ころんは初めて参加する品評会の事を母に伝え、本番までどうしたらいいか相談した。 「未発表なら仕方ないじゃない。国で決めるものだからどーしよーもないわよ。とにかく腕を磨く事ね。じゃーねー、お母さん、今忙しいから!」 ぷつん。 「あぅ…ズバッと一蹴されてしまった…とにかく、明日の分のタルト生地焼いておこう…シャルト君とこの教会に、お祈りもしに行こう…。」 ころんは仕方なく明日の仕込みを始めた。しかしすぐに体力は尽きてしまい、少し離れた場所に借りた家へと帰っていった。
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