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私の家から歩いて30分のところにある一軒家。
そこは私の友人が姉弟で住んでいる。
ぴんぽーん
「アスナだけど、隼人起きてる?」
途端にバタバタと家の中から音が聞こえてきた。
また寝坊したのね。
壁に寄りかかり、待つこと五分。
ドアが開き、待ち人がやってきた。
「ごめん、寝坊した!」
「うん、毎回のことだから知ってる」
岡田隼人。クラスメイトであり部活も同じである。
親譲りの茶色がかった髪に黒色の瞳、ぼさぼさな髪の毛が特徴である。
ちなみに部活は剣道部に所属しています。
私は全然強くないけど、隼人は一番強い部長さんと遣り合う事ができる。はずなのだが、隼人はその気はないらしく、いつも逃げている。
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