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それから10分くらい経って、ようやく家に到着。
玄関の鍵を開け、隼人は荷物を降ろすと倒れた。
「もう無理。疲れた」
「お疲れ様。はい麦茶」
隼人が倒れている間に、冷蔵庫から麦茶を持ってきた。
「さんきゅー」
それを一気飲みする隼人。
「ぷはー、生き返ったー」
荷物を冷蔵庫などにしまい、夕食の準備まではまだ時間があった。
「なあ、ゲームやろうぜ、ゲーム」
「いいわよ」
自分の部屋からゲーム機を持ってきて、電源を入れる。
私が持っているのは、隼人が薦めてくれた格闘ゲームだけ。
隼人に2コンを渡し、ゲームスタート。隼人は筋肉マッチョな格闘家を選択。私は黒い騎士を選択。
「手加減なしだからな!」
「分かってるわ」
そして、戦いの火蓋は落とされた。
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