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「・・・・・・おいおい、この程度かよ」
粉塵で前が見えないので、とりあえず剣を振って払う。
「・・・・・・どうした。まさか、これだけか」
目の前の雑魚に近づく。
雑魚はどうやら、先ほどの同じ技を放とうとしている。
だが、あれはかなり溜めの長い技だ。
そんなのを待っているほど、俺は待てない。
「・・・・・・これに耐えられたら、褒めてやるよ」
剣を振り上げ、それを振り下ろす。
先ほど喰った魔力をそのまま斬撃に載せ、燃やし尽くした。
雑魚は炭と化し、のちに跡形もなく消えた。
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