第一章

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さてと、掃除も終わったことだし あいつの問題を片付けるか。 傷だらけの少女の体に、『清めの炎』を使い体を治す。 これからどうするか。 こいつは一応魔術師ではなさそうだ。 かと言って、一般人でもなさそうだ。 どうしたもんか。 悩んでいると、 「貴方は、何者なの?」 まあ、そのくらいの質問には答えないとな。 「俺は黒の断罪者。魔女の使い魔にして白の救済者と対をなす者。名をユウ・・・・・・ユウ・ヴィクター」 「ユウ、ヴィクター・・・・・・」 少女が俺の名を繰り返し呟いた。 その日は、綺麗な満月だった。 ユウSide end
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