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さてと、掃除も終わったことだし
あいつの問題を片付けるか。
傷だらけの少女の体に、『清めの炎』を使い体を治す。
これからどうするか。
こいつは一応魔術師ではなさそうだ。
かと言って、一般人でもなさそうだ。
どうしたもんか。
悩んでいると、
「貴方は、何者なの?」
まあ、そのくらいの質問には答えないとな。
「俺は黒の断罪者。魔女の使い魔にして白の救済者と対をなす者。名をユウ・・・・・・ユウ・ヴィクター」
「ユウ、ヴィクター・・・・・・」
少女が俺の名を繰り返し呟いた。
その日は、綺麗な満月だった。
ユウSide end
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