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2学期が始まり、様々な行事をこなしていく中
武久は、野上先生と接触する事が増えて
ドキドキしながら、でも嬉しい気持ちでいた。
その頃には、野上先生は「武久」と呼ぶようになっていた。
野上先生が、着替えをする時にそばに行っても、気にせず話しかけてくれるので、大好きな…いや、恋をしている人のハダカを見てはさらに、胸をときめかせた。
そんな風に毎日は過ぎて行き、11月に入った時だった。
この頃、武久は、野上先生の事を考える度に胸が苦しくて、気持ちを伝えたくなって来たのだ。
(確か、先生は独身だから、ダメ元でっ)
しかし、簡単には伝えられるわけはなくて、2週間ほどが過ぎた。
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