君の知らない物語

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彼方 「なぁ」 七星 「どうしたの?急に立ち上がって」 彼方 「今夜、星を見に行かねぇか?」 太陽 「また、急だな~」 彼方 「今、思い付いた。なぁ行こうぜ~」 太陽 「すり寄ってくんな、ウザイ!」 彼方 「ヒドイ!!」 星羅 「いいんじゃない?思い出作りになるわよ」 観月 「うん、高校生活最後の夏休みの思い出になるよ!ね、七星ちゃん!」 七星 「え?あ、あぁ。そうね」 彼方 「お前ちゃんと人の話聞いてたのか?」 七星 「聞いてた、聞いてた」 七星 (もぅ、最後の夏休みか…。このメンバーでいられる時間が少なくなっていく…。…彼方とも会えなくなってしまう…) 七星 「私も彼方に賛成。彼方もたまには良いこと言うじゃない」 彼方 「たまには、ってなんだよ。たまにはって」 太陽 「それもそうだな。じゃあ、見に行くか!」 彼方 「よし!俺、いい場所知ってるぜ!そこで星を見るんだ!!」 星羅 「お、いいねぇ。頼りにしてるよ」 彼方 「任しとけ!!」
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