君の知らない物語

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七星 「…で、こんな山道を歩くはめになるわけね」 彼方 「文句言うなよ。もう少しだからさ」 観月 「もう少しってどれくらい?」 彼方 「もう少しは、もう少し」 観月 「アバウト過ぎるよ、彼方くん」 彼方 「観月は細かすぎんだよ」 太陽 「星羅って星に興味あったっけ?」 星羅 「あるわよ、女の子なんだから」 太陽 「ちょ、寝言は寝て言えよ」 星羅 「ふざけんな!バカ太陽!!」 太陽 「いった!!」 七星 「あははっ、もー…なにやってんだか」 七星 (こうやって、皆で一緒に過ごすのは楽しい……けど) 観月 「わぁっ!見てみて七星ちゃん!!キレイだよ!!」 七星 「え、わぁっ!キレイ…」 太陽 「おおっ!すげっ!!」 星羅 「へぇ、よく見えるじゃない」 彼方 「だろ?すげぇだろ!今にも星が落ちてきそうだろ!!」 七星 「うん。すごい…」
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