忘却の少年

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"禁忌"を再び使用し、たどり着いた世界――"真星"。 森が栄え、鳥が鳴き、美しい世界……だが、決定的な違いがあった。 それは動物でも人間でも無い、魔物の存在。 それは真星に来たばかりの人間を襲い、一瞬で人間の天敵となった。 だが同時に人間にも変化が訪れた。 それは、魔法という存在。 ある人は炎を操り、またある人は水を操るなど人様々だが、人類は少しずつ魔法を習得していき、数年が経つ頃には魔物と互角の力を持つようになった。 人類は魔法を多用し、研究を始め、魔法を通じて色々な知識を発見した。 前の世界ではありえないような、瞬間移動、宙を舞うなど、ほんの一部の人間だが、色々な魔法として生み出した。 そして、そんな生活が数百年続き、真星は受け継がれた力を使い、世界のバランスを保っている。
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