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マスター 「時には子どもの日に戻って遊び回る時間も必要でしょ?今は夏休みと考えたらいいじゃないですか」
柴田 「夏休みか~、長くなりそうだな~、ギリギリまで宿題しなかったタイプだから」
マスター 「お前もうそれダメ人間やん、自分もう甘えたらアカンで、ほんまに」
柴田 「マスター、関西出身なの?」
マスター 「いいえ、四国です」
柴田 「ああ、そうなんだ。俺、誰からも必要とされないのか」
マスター 「柴田さん、私のような小さいバーの半人前マスターが言わさせてもらっていいですか?」
柴田 「ぜひ聞かせてください」
マスター 「これはあくまで私の持論なんですがね、人間は二種類に分けられると思うんです」
柴田 「二種類?」
マスター 「パン派とごはん派、とか言って~✨…」
柴田「⁉」
マスター 「それ器用な人間と器用じゃない人間です。器用な人間は世渡り上手で普通に生活をこなせる人間」
柴田 「器用じゃない人間は?」
マスター 「テキーラを灰皿に入れて飲ませようとする人間です」
柴田 「それあのエビの人やん!」
マスター 「冗談です、本当は何も満足なこなせないダメな人間です」
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