#3 ネズミ男

1/1
前へ
/72ページ
次へ

#3 ネズミ男

小林:師匠ー❗雑学を教えてよー❗ 師匠:小林くん❗会社には来るなとあれほど言ったじゃないか❗ 小林:だって、どうしても雑学が知りたいんだもん。 師匠:困った子じゃ。今日はオフィスにワシ1人しかいないから良いようなものの‥ 小林:ぎゃー‼ 師匠:小林くん、どうした!? 小林:師匠!ネズミ‼ 師匠:小林くん、安心したまえ。これはマウスじゃよ。 小林:マウス? 師匠:さよう!これは、パソコンの入力装置なんじゃよ。 小林:あー、ビックリした。本物のネズミかと思ったよ❗ --そう言って、小林くんは、マウスをクリックした。 師匠:小林くん‼そっちは、本物のネズミじゃよ‼ 小林:あはは❗間違えた❗ 師匠:全く小林くんは、おっちょこちょいじゃな。時に小林くん、ゲゲゲの鬼太郎に登場するネズミ男が、ハンガリー出身だということはご存知かな? 小林:まさか‼ 師匠:そのまさかなんじゃよ。ネズミ男は、もともとドラキュラ4世の元で働いておったんじゃ。そして、ドラキュラ4世と共に来日して、そこで目玉のオヤジと知り合ったんじゃよ。 小林:目玉のオヤジと!? 師匠:小林くん、そこは食いつくところじゃないぞ‥。 --師匠は、小林くんを教育する難しさを、改めて痛感していた。
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加