第1章 魔法の森の人形師

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・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・うっ なんだか気分が悪い。 何が起きたのか全く分からない。 隼牙 「いててて・・・」 とりあえず、重い体を起こす。 目を擦り、辺りを見渡す。 隼牙 「・・・ん?」 もう一度目を擦り、もう一度辺りを見渡す。 隼牙 「・・・あれ?」 やはり確認したが、此処が何処だか分からない。 辺りは何もない。 『白一面』 それしか表現できなかった。 隼牙 「マジで何処だ?此処・・・」 頭をどう動かしても全く景色が変わらない。 とりあえず立ち上がり、自分の置かれている状況を整理する。 (確か、 蔵に入る→箱見つける→変な古本を取り出す→変な女が出てくる→逃げるが裂け目に落ちる→そしてこの状況) 俺は硬直した。 そして考えるのをやめた。 隼牙 「あれ? つーかあの古本どうしたっけ?」 手元を見たが何も持ってなかった。 隼牙 「ない・・・。 此処は何もない・・・。 ってことは此処はあの世かなんかか!?」 俺は頭を掻きむしった。
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