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・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・うっ
なんだか気分が悪い。
何が起きたのか全く分からない。
隼牙
「いててて・・・」
とりあえず、重い体を起こす。
目を擦り、辺りを見渡す。
隼牙
「・・・ん?」
もう一度目を擦り、もう一度辺りを見渡す。
隼牙
「・・・あれ?」
やはり確認したが、此処が何処だか分からない。
辺りは何もない。
『白一面』
それしか表現できなかった。
隼牙
「マジで何処だ?此処・・・」
頭をどう動かしても全く景色が変わらない。
とりあえず立ち上がり、自分の置かれている状況を整理する。
(確か、
蔵に入る→箱見つける→変な古本を取り出す→変な女が出てくる→逃げるが裂け目に落ちる→そしてこの状況)
俺は硬直した。
そして考えるのをやめた。
隼牙
「あれ? つーかあの古本どうしたっけ?」
手元を見たが何も持ってなかった。
隼牙
「ない・・・。 此処は何もない・・・。 ってことは此処はあの世かなんかか!?」
俺は頭を掻きむしった。
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