第2章 楽園の巫女、目指すは紅魔館

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霊夢 「さあ、結界が開いたわよ。 早く行かないと閉じるわよ?」 彼女がこっちへ歩き、背中を押して急かして来る。 アリス 「本当に短い間だけど、楽しかったわ」 隼牙 「じゃあ・・・お世話になりました」 そう言って俺は結界の穴と対峙し、また彼女達の方を向く。 二人共笑顔で手を振ってくれた。 俺も手を振り、結界の穴へ走り出した。 (これで帰れる・・・なんだか呆気なかったな) 自分の走る速度が、いや、体感時間が遅く感じる。 結界の穴までにたどり着くまで俺は幻想郷(ここ)にきてからの記憶を思い返す。 もう既に穴までの距離は一寸先までに来ていた。 (そういえば、結局あの夢はいったい・・・) 穴を通過するまで鼻先に差し掛かる。 しかし ゴツンっ!!
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