第2章 楽園の巫女、目指すは紅魔館

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早すぎる朝日を浴び、俺は神社の手前で精神統一をしていた。 起きてから十分ほど経つが霊夢さんは起きてこない。 隼牙 「言い出しっぺがまだ起きてないという・・・」 先が思いやられる気分だった。 (起こしに行きたいけど、あの人何か怖いからな・・・) 境内に目をやり、しばらく考えにふけた。 隼牙 「仕方ない・・・時間がないんだ。 起こすか」 俺は常に面倒がっている巫女さんを起こしに行くことにした。 隼牙 「霊夢さ~ん、起きてますか?」 巫女さんが寝ているであろう障子の前で呼びかけをするが、俺は返事を待たずして障子を開く。 霊夢 「・・・」 隼牙 「・・・」 どうやら霊夢さんはお着替え中だったようで、その小さな白い背中を覗かせながら、こちらを睨んでいらっしゃる。 霊夢 「・・・いい度胸ね」 隼牙 「・・・!? ちょっ、まっ・・・・・・!!?」
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