プロローグ 幻想の彼方へ

2/10
前へ
/49ページ
次へ
ある昼下がり 校舎の隅にたたずむ一室だけの小屋に、ある少年が入っていった。 ? 「ったく、今日に限って何であの副顧問きてんだ?」 そう愚痴をこぼした少年。 彼は西ヶ院 隼牙。 サッカーの活動が終わったところである。 「まぁ、今日は顧問が休みだからな」 「しょうがねえよ」 彼の友人達も後から入り、愚痴に答えた。 隼牙 「よしっ、 憂さ晴らしだ。 ギャンブルしようぜ」 早くも準牙は制服に着替え、内ポケットからトランプを取り出す。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加