プロローグ 幻想の彼方へ

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民家が並ぶ町の中に隼牙達はいた。 「なぁ、隼牙。俺、部活引退したら、格闘技やりたいんだ。お前の道場に入れてくれよ」 隼牙 「やめとけ。うちのじじいは基本的に厳しいから、お前じゃ3日も持たねえって」 「ひでえな。隼牙はその厳しさのお陰で一年でレギュラー取れたんだろ?」 隼牙は友人の言葉に一瞬戸惑い、頭を掻く。 隼牙 「実はよ、基本的な構えとかしか教えてもらってないんだ」 「「え?」」 隼牙の言葉に一斉に疑問を抱く友人達。 隼牙 「後はほとんど自己流だけど、なかなか上手くいってるぜ」 それでも友人達は呆然としていた。
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