夏☆3☆

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「俺は……」 みんながユチョンヒョンの言葉を じっと聞いていた。 ユチョンヒョンは 自分の気持ちを しっかりと みんなに理解してもらえるまで伝えた。 ジュンスヒョンは 何度も何度も 嫌だよって泣いてたけど 最後は みんな 僕と同じように ユチョンヒョンの気持ちに納得した。 その頃には 外はもう 夜明けで 小鳥がチュンチュンと鳴いていた。 「さあ、今日も忙しい1日が始まるぞ!!」 ユノヒョンが そう言って 大きく伸びをした。 「僕、朝食の用意するね」 エプロンを着けてジェジュンヒョンはキッチンへ向かう 「僕 顔洗ってくる」 パタパタとジュンスヒョンが走る 「みんな ありがとう!!」 ユチョンヒョンは みんなの背中を見つめながら そう言うと 頭を深々と下げた。 そんなユチョンヒョンを見つめる みんなの目は優しくて… 大丈夫 そんな言葉が 僕の中に浮かんだ。
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