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「ん~っ…」
目覚めのキスをしても 僕の王子様は なかなか起きてくれない。
今だって 僕の腰に抱き付いて まだ気持ちよさそうに目を閉じてる。
「ユチョンヒョン、起きて下さい。」
肩を揺すってみるけど反応なし…
「ヒョン、ユチョンヒョン…」
「違うっ!!」
突然 聞こえた 拗ねたような声
「えっ!?」
ヒョンの顔を覗き込むと むぅっと唇が尖ったまま
「ヒョンじゃない」
ポツリと呟かれた。
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