秋‐1‐

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「ん~っ…」 目覚めのキスをしても 僕の王子様は なかなか起きてくれない。 今だって 僕の腰に抱き付いて まだ気持ちよさそうに目を閉じてる。 「ユチョンヒョン、起きて下さい。」 肩を揺すってみるけど反応なし… 「ヒョン、ユチョンヒョン…」 「違うっ!!」 突然 聞こえた 拗ねたような声 「えっ!?」 ヒョンの顔を覗き込むと むぅっと唇が尖ったまま 「ヒョンじゃない」 ポツリと呟かれた。
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