秋‐1‐

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バタンと ジェジュンヒョンが部屋を出て行った。 「なんだよ…」 叩かれた頭を撫でながら拗ねてるユチョンに笑みが零れる。 そんな僕を ユチョンは じっと見つめた。 「チャンミン…」 拗ねていた顔は 急に 真顔に変わって ベッドの上で僕達は 向かい合わせに座った。 「どうしたんですか?急に…」 そう聞く僕の手を ユチョンは ぎゅっと握る 「チャンミン、1つだけ…頼みがあるんだ」 そう言ったユチョンの顔は 切なげで儚くて凛として 僕は背中を ピンと伸ばした。
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