秋‐2‐

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2人 黙ったまま 何口かビールを飲んでいると 「チャンミンは…大丈夫なの?」 ジェジュンヒョンが 真剣な顔で聞いた。 「何が…です‥か?」 俯いたまま聞き返す 「…無理‥してない?」 「…………。」 「ごめん…余計な心配だね‥僕」 「ユチョンが‥」 謝るジェジュンヒョンの言葉を遮る 「えっ…?」 「ユチョンからの‥お願いなんです‥」 ビールの缶を見つめたまま話し出した。 「願い…?」 「はい…。最後まで…僕の笑顔が見たい‥って…」 声が震える 視界が歪んでくるのは 僕の目に涙が浮かんでいるからだ…
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