第一章 目覚め

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烏丸「そういう事です、しかし警戒を置いている所はもう結構ですので警戒が手薄になった周辺でおかしな事が無いか調べて貰えますか?」 桜樺『残念じゃが、仕事が山盛りじゃ!それに近場しか基本歩かん』 そう言うと、烏丸は少し考えた後 烏丸「それで結構です、桜樺さんは、ここに寄って来た事件をお願いします」 桜樺『都合良くコ○ン君の様に事件は無いわ!』 烏丸はニヤリと不気味に笑うと 烏丸「では今晩はこの辺で」 犬飼『もうお帰りですか?お茶でもどうです?』 そう言い終わる前に、風の様に居なくなった 突然「グー」と音がなった(桜樺は少し恥かしそうにしながら) 桜樺『腹が減った、晩ご飯は何じゃ?』 犬飼「少々お待ちを」 台所に向かい犬飼は冷蔵庫から”いなり寿司”を取り出した 犬飼「出来合いの物で申し訳ありません」 桜樺『構わん、早く寄越さぬか!』 犬飼がお茶を用意をし、二人で晩ご飯を食べながら 犬飼「お嬢様明日からどう致しましょう」 桜樺『なる様にしかならん、仕事をまず片付けるしかなかろう』 犬飼「ヤル気は嬉しいのですがゲームを置いて食事して下さい」 桜樺『絶対イヤじゃ』 そうして夜は更けていった。
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