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そのまま車を走らせ、あるアパートの前に辿り着いた
犬飼「着きましたお嬢様」
桜樺『分かった』
車を降りると一人の中年女性が待っていた
「初めまして私此所のアパートの管理人をやっている者です」
犬飼「伺っております、それで怪奇が起こったのはこのアパートですか?」
管理人「そうです、106号室なんですが」
そう言うと三人でその部屋の前まで移動した
管理人「この部屋には若い男性が住んでいたのですが、最近病院に入院したので今は誰も居ないはずなんですが……」
犬飼「どういった怪奇何ですか?」
管理人「それが夜になると壁を叩く音と男性の呻き声がするんです」
桜樺『確かに、少し妖気を感じるのう』
犬飼「ええ、でもたいした事は無さそうですね」
管理人「申し訳ないですが外せない用がありますので…」
そう言うと管理人は何処かへ行ってしまった
犬飼「鍵は借りているのですぐに開けますね」
犬飼が扉を開けると、四畳半の狭い部屋が広がっていた
桜樺『こっ…これは!』
犬飼「どうしたんですか?」
桜樺はしゃがみこみ何やら、見ていたので犬飼が覗くと
犬飼「いけません!」
桜樺が見ていたのはエッチな本だった
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