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桜樺『まさか縄をあの様に活用出来るとは…』
犬飼「お嬢様、あの様な汚らわしいもの見てはイケません!」
桜樺『堅い奴じゃのう、それよりそこの押し入れを開けてくれ』
犬飼が開けると中には楽器や楽譜、後は大量のエッチなグッズが盛り沢山だった
桜樺『盛っておるな』
犬飼「ええ」
二人で全ての荷物を外に出すと、押し入れの壁に魔法陣と何やら文字が書かれていた
犬飼「これのせいですね」
そう言うと手の平をかざし気合い一発で書き消した
物を押し入れに直している最中(妖気が残っていないか確認しながら)
桜樺『………』
桜樺は何か考えこんでいた
犬飼「どうか、なされましたか?」
”別に”と一言いうとその部屋を後にした
外に出ると管理人が帰って来ていた
管理人「どうでしたか?」
犬飼「無事終了しました、もしまだ治まらなければ連絡下さい」
管理人「ありがとうございます」
挨拶を済ませて二人で車に乗り込んだ
犬飼「簡単な仕事で良かったですね」
桜樺『まったくじゃ』
何やらウキウキだった
犬飼「?」
不思議に思って後部座席の桜樺を覗くと
桜樺『前を向いておれ!』
桜樺は先程のエッチな本を読んでいた
犬飼「いけません!返して来てください」
桜樺『嫌じゃ、あんなに沢山有るなら1冊位良いではないか』
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