第一章 目覚め

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桜樺『趣味じゃ』 犬飼「何でお嬢様、女の子なのにこんなもの必要ないでしょう」 桜樺『作品への愛じゃ』 犬飼「取りあえずボッシュートいたします」 桜樺『No~!まあいい、いっぱいあるから』 犬飼「今度部屋を大掃除いたします」 桜樺『だが断る!』 そんな感じで昼食は、いつも通り終わった 昼を過ぎると、二軒目に訪れた部屋の男性に会いに病院へ向かった 桜樺『嫌じゃ~こんなに仕事すると、過労死するわ』 犬飼「死にません、あと病院内は静かに」 桜樺『ノルマ三軒回ったのに!』 犬飼「一週間以内に失踪するなら明日会えるか判らないでしょう」 そんなこんなで、病院に着いた 事前に管理人さんから、男性に会える様にアポイントメントを取って貰っていたので受付はすんなり通れた 目的の病室内に着くと 犬飼「失礼します、○○さんですか?」 と話しかけると 男『そうだよ、アンタら誰?』 感じの悪い男だった、犬飼が午前中の出来事を説明すると 男「帰ってくれ」 調査では良くある事だったので、ここは辛抱なのだが明日会えるかも解らなかったので、仕方なく 犬飼「じゃあ一つだけ答えて貰えませんか?」 犬飼は必死に会話にしがみついた
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