天使、再降臨。

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死ぬ気で走って、なんとか間に合った。 係りの先輩に案内されて席に着き、上がった息を整える。 ・・・嗚呼、見渡す限り、男、男、男、オトコ・・・。 なんて、グレーな景色。 なんて、ムサクルシイ世界。 最悪だ・・・。 自然と出てくる、盛大な溜め息・・・。 やっぱり、さっきのは現実逃避が生んだ幻だったんだな。 じゃなきゃ、説明つかねぇし。 妙に、納得。
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