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「0135‥お前何か知ってるのか‥?」 急に雰囲気が変わった0135に少し恐怖を感じながらも、俺は質問した。 「この試験に合格すれば何が起こるか知ってるだけだ」 「何が起こる!この試験に合格したら何が起こるんだ!?」 0135を壁に追いやり、さらに壁を叩いて脅した。 「それを言ったら失格になる‥」 「ふざけんな!人が死んでんだぞ!!」 「人?君は何を言ってるんだ…?僕達が人な訳無いだろ」 これで確信を持てた、これはやっぱり記憶を埋め込む実験だ、こいつは障害者の記憶を埋め込まれたのだ。そうと分かればもう怖いものなど無い、あの死んでいった奴らも芝居をしていたに違い無い。 「そうか‥そうだよな!はは…俺が馬鹿だったよ、じゃ次行くか!な!?」 俺は笑いながら0135の肩を叩いた。 「おいおい‥何が何やら…わからない」 「いいか0846‥これはやっぱり記憶を埋め込む実験だ、奴は障害者の記憶を埋め込まれて訳分からん事を言ってる‥これで納得できるだろ?」 0135に背を向けて小さい声で話した‥それを聞いた0846は納得した面もちでこう答えた。 「確かに、それなら納得できるかも‥軍か何かの実験かもな、敵軍の捕虜に自軍の人間の記憶を埋め込めばこちらに引き抜けるからな」 「そうと分かれば試験を続けよう、もしかしたら実験代金として金が入るかもだ」 俺達はまだ気楽だった、でも俺達は気付いていたのかもしれない…あの実験説は自分の心を落ち着かせるために無理やり納得させたものだと…
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