THE END OF THE MEMORY

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―――翌日――― 心『行ってきます』 友哉『うぇ…』ヤケにはや…』 弥希『し~❗きっと姫ちゃんと行くのよ❗ジャマしちゃだめっ』 友哉『……む~ッッむ~ッッ(ギブッッギブッッ)』 ―――弥希はヘッドロックをかけていた――― 心『……相変わらず冬だなぁ…今夏なのに…』 ――なんて言って歩いていると――― 心『…あ』 ――目の前にショートの髪の、ほんわかオーラが漂う女の子がいた―― 姫香『お~は~よ~ぅ…心く~ん』 心『…いつにも増してのんびり声だな』 姫香『朝だからねぇ~…て…ふひゃあ[?]❗』 心『うぁ❗[?]』 ――――ドシャッ❗❗――― 心『…ヒョウ…❗[?]にしちゃあサイズがデカすぎたぞ…』 ――氷の粒は裕に3センチは超えている―――頭に当たればヤバいだろう――― 姫香『心君これ…怖いよぉ…』 ――姫香の顔は恐怖に染まった―― 心『ヤバいな。走ろう❗』 姫香『きゃあ[?]❗………』―――姫香の手を掴んで走り出した―――が、その一つくらいしか大きいものは無かったが―――― 姫香『………(手…繋いじゃってる…)』 ――――今日は余計に意識してしまう――― 心『…どうかした[?]』 姫香『う…うぅん何でもないよぉッッ❗[?]❗』 ―――そんな事言ってるうちに学校に着いてしまった―――― 教室に入るがまだ誰もいない――― 心『…………』 姫香『……………』 ―――心は決心した―――― 心『(今言おう)』 姫香『…………そんな見つめな…』 心『…あのさ』 ―――思ったより声が反響して大きくなる――― 姫香『な…なぁに[?]』 心『俺姫香の事好きなんだ❗』 ―――意外にもあっさり出た言葉は早口で――― 姫香『……ふへぇ❗[?]❗』
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