THE END OF THE MEMORY

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心『うわぁあぁああぁあああぁあ❗❗』 ―――ガバッ―― 心『…ゆ…夢…』 ――ハァ、ハァと息を切らせ額に汗をかきながらもホッとする――― 心『…あんな夢観るなんて…最悪だ』 ―――意識しない内に、これから体験する事への不安がデカくなってきていたのだ――― 心『…まだこんな時間か…(でも冬眠の日まであと3日だから早めに学校に来いって言われてるし丁度良いか)』 ―――時計の針は6時20分を指していたが学校へは7時までに来いと言われていたので本当に丁度良かった。何やら今日は学校で冬眠装置の有る施設の説明があるらしい。―― 心『おはよう』 母『……あら、今日は本当に早いわねぇ』 父『まぁ早起きは良い事だな』 弥希『心兄ぃがこんなに早く起きて来るなんて…地震でも起こるんじゃ…』 ―――弥希はこんなに早起きなのに俺や友哉に合わせて家を出ているのか――― 心『…失礼な。今日から学校に早く来いと言われてんだよ。』 父『何か大事な事なのか?』 心『あぁ。今日は冬眠施設の説明で、明日がいよいよ最終調整…で、明後日がいよいよ…』 父『なるほど、とうとうか…』 弥希『頑張ってね』 心『あぁ。っても今日は説明だけだけど。…そういや友哉はまだ寝てるのか』 母『いつも心より少し早いくらいだからまだ起きないわ』 母『トースト出来たわよ』 心『頂きます』 ―――トーストを受け取りそう言って、あっという間に食べ終えた――― 心『さて…じゃ、行ってきます』
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